アートディレクター・デザイナー「井堀悦郎の想い」
発信力ある「美」が息づくデザイン
「ポスター、新聞広告、チラシ、webサイト、会社案内や広報ツール、ロゴマーク。あれこれ制作し、発信してきたけれど、どうもピンとこない。反応がない」
企業様からそんな声が聞こえてくるのは、制作のスタート地点で「核心は何か」を共有するコミュニケーションに至っていないからではないでしょうか。
「伝えたい方」と実際にお会いし、あふれる想いと多くの情報を受け止め、発信の方法やかたちを一緒に模索する。そして多くの要素を削り、省き、絞りこんで核心に迫っていく。一見、面倒と思われるこのプロセスが、成果の出るデザインにつながります。
デザイン力は、確かな発信力となります。その実現のために磨き続けてきた感性、経験、実績が、今の井堀悦郎をかたちづくっています。
絶対色感とチョイス能力
色をCMYKのパーセンテージで把握し、色配置と組み合わせの効果を理解、体現できる色彩感覚を、私は修業時代に身につけました。
色をどう生かし、いかに効果的に表現するか。それが成果物の発信力を大きく左右します。また、何万色もの色の中から、今、人々が求める色、好む色を的確にチョイスする感性も、きわめて重要なデザイン力です。
この色彩感覚と色彩チョイス能力を発揮し、印刷物には印刷物の、webにはwebの効果的な表現を、お客様の想いに応えてかたちにする自信があります。
発信力という「答え」
大手流通店舗の広告を作る東京のプロダクションで、店舗の宣伝担当者と直接打合せながら広告を企画・デザインする仕事が、私のディレクター・デザイナーとしてのスタートでした。直接話すから温度が伝わる。何を「核」にするかを共有できる。それをベースに、方程式を解くようにレイアウトし、文章の推敲のように省き、加え、効果的な発信につなげるデザインを制作します。その繰り返しと積み重ねで、自分のやり方を確立してきました。
媒体が変わり、表現手法・技法が変化しても、デザインの根底は変わりません。より効果的な発信を実現する「答え」を、お客様にご提案します。
アートディレクターの視点
コマーシャルフォトの撮影にカメラマンとして携わる場面は、東京時代から無数にありました。デザイナーの作業やデザインの仕上がりを想定したカメラアングル・ポジションは、アートディレクターの眼の投影。その視点で「発信」に最適な一瞬を捉え、切り取るカメラマンの顔も持ち合わせています。
「美」に集約される音・色・バランス
中学・高校と夢中になって取り組んだトランペット。10代からフォークやロックにのめり込み、各種バンド活動を経て今も時々奏でるギター。音楽に親しみ、いい音を追究した経験は、人を感動へと導くデザインの仕事に生かされています。
趣味で取り組む庭造りや盆栽は、いろいろな角度から美を探り、先を見据えた色、形の想定に基づいてバランスを整える術(すべ)を教えてくれています。
音、色、バランス。どれも「美」の要素であり、チョイスと複合でかたちにし、人の心に「美しさ」「心地よさ」を感じさせるもの。この思考と感性をデザインに生かしています。
「種」=核となるネタを正しくチョイスし、ていねいに育んだ発信力のあるデザインは、必ず花を咲かせ、実を結びます。その喜びをお客様と共有できることが、アートディレクター・デザイナーである私の大きな喜びです。
株式会社シード
代表取締役